SQALF 秋の「第43回大阪大学21世紀懐徳堂講座」へ寄せられたご意見
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今秋の「第43回大阪大学21世紀懐徳堂講座」では、 防災や復興をテーマに開講予定です。 当講座に期待すること等、お寄せいただいたご意見を一部紹介します。 |
2011.8.1更新 経済的復興について (40代男性)被災地がどのような経緯をたどって経済的復興にいたるのか。復興を支援するのに最適な経済政策とは、財源をどうするか、といった点に関心があります。大阪大学で、阪神大震災の研究を踏まえながら、このような研究に取り組んでいる方がいらっしゃれば、今後のフォーラムでぜひお話を伺いたいです。 |
2011.7.15更新 一人ひとりが考える力をつけるための材料を提供してほしい (30代女性)震災についてのマスコミ報道やネット上で流れている情報を目にするたび、正しいことは何なのか混乱する日々が続いている。放射能汚染など、直視するのが怖い現実も少なくないが、今後よりよい未来をつくっていくために、まずは私たち一人ひとりが事実を知った上できちんと考え、多角的にモノを見る力を身につけることが求められているのではないだろうか。ムードに流されて大切なことが決まっていくのを避けるためにも。 大学の研究者の先生方には、そのための材料を提供いただきたい。4月の【緊急】シンポジウムでの報告は“入門レベル”の内容が多いように感じたが、秋の21世紀懐徳堂講座では、様々な分野の先生が、各専門分野について一歩踏み込んだ内容を講義して下さることを期待している。 |
2011.7.15更新
「閉塞的 責任回避型の社会体質」の闇に知性でもって切り込み、それを徹底的にことばで論じてほしい (30代女性) 村上春樹氏の「アンダーグラウンド」のあとがきでふれられている「ノモンハン事件」と「地下鉄サリン事件」同様、福島原発の事故は無意味の悲劇の極みである。 アカデミズムにはぜひ、この無意味な悲劇を生み出し続けるところの、村上氏の言う「閉塞的 責任回避型の社会体質」の闇に知性でもって切り込み、それを徹底的にことばで論じていただきたい。 そのプロセスなくしての「復興」など、次なる無意味な悲劇への幕間としか思えない。 |
2011.7.15更新
原子力施設の安全性を高めるための技術的対策について議論を (70代男性)大学時代に原子力について学んだ後、企業の技術畑を歩いてきた。今回の原子力発電所の事故についての報道を聞くたび、巨大地震など一大事の時を想定した安全対策が不十分だったことに驚かされている。 秋の講座では、配管継ぎ手や冷却水注入などの技術的な問題を具体的に取り上げて講義して頂きたい。 |