大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座(2015年度前期)

大阪市と大阪大学が共同で市民のみなさまに提供する、アットホームな雰囲気の少人数制レクチャー。大阪大学の様々な分野の専門知識を生かして、市民の方との知的交流を促進し、地域社会の活性化につなげます。

受講料は無料です。お気軽にご参加下さい!

※2015年度前期チラシは こちら (PDF789KB)

会場:大阪市まちづくり情報発信施設「 アイ・スポット 」 大阪市中央区今橋4-1-1

【江戸時代の関西人】シリーズ 全3講座 7/29(水)、8/21(金)、9/18(金)

●江戸時代を駆け巡る関西の豪商たち 受付終了

・講師: 鈴木 敦子(大阪大学大学院経済学研究科助手)

・開講日: 2015年7月29日(水)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:6月29日(月)~

巨万の富を築いた商家では家の存続と事業の継承を次世代に託すため、どのような家訓を定めていたのでしょうか。そこで働く人びとはどのように採用され、勤務していたのでしょうか。財政状況や営業成績をどのように帳簿に記帳していたのでしょうか。
銅山経営に進出した住友、諸大名の蔵米を扱った鴻池、三都に店を持ち呉服・両替を商った三井越後屋、総合商社への礎を築いた近江商人伊藤忠兵衛、江戸日本橋で木綿問屋を営んだ伊勢商人長谷川治郎兵衛などをとりあげ、江戸時代の経営に迫ってみましょう。

●洋学の時代と適塾 受付終了

・講師: 福田 舞子(大阪大学適塾記念センター特任研究員)

・開講日: 2015年8月21日(金)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:7月21日(火)~

西洋の学知・技術を学ぶ学問は、はじめ蛮学、次いで蘭学、そして洋学と呼ばれました。洋学と一口に言ってもその対象とする分野は広く、当時の社会情勢に応じて変化しています。特に、洪庵が適塾を開いていた19世紀後半の社会的緊張状態は、外交や軍事技術に直接関係する分野の需要を高める要素となりました。
本講座では、緒方洪庵が蘭医学を学び、適塾で門弟たちに教授した社会情勢を整理し、当時の洋学の潮流のなかで適塾がどのように位置づけられるかを改めて考えたいと思います。
※本研究の一部は、科研費(課題番号25282064)の助成を受けたものです。

●漢詩で旅する幕末の大坂 受付終了

・講師: 合山 林太郎(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)

・開講日: 2015年9月18日(金)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:8月18日(火)~

私たちが都市に感じる魅力とは何でしょうか?観光名所的な賑々しさにも目がとまりますが、重要なのは、そこで暮らす人々と風景が織りなす様々な情緒ではないでしょうか。江戸時代の漢詩には、こうした都市風俗を活写したものが多数見られます。藤沢東畡編『浪華四時雑詞』や広瀬旭荘「浪華雑詩十九首」などの詩集・作品を丁寧に読み解きながら、200年前の大坂へタイムトリップをしましょう。詩に描かれているのは、今宮、阿倍野、天満、心斎橋筋、道修町、堂島など、今でもよく知られた場所です。どのような風景が私たちの目の前に広がるのでしょうか?
※本研究の一部は、科研費(課題番号:25770081)の助成を受けたものです。

【五感で感じる】シリーズ 全3講座 8/4(火)、8/7(金)、8/10(月)

●わたしたちにとって望ましい空間とは?〜視聴覚実験による商業空間の評価事例〜 受付終了

・講師: 青野 正二(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)

・開講日: 2015年8月4日(火) 18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:7月4日(土)~

わたしたちにとって商業空間は、単に購買活動を行う場所にとどまらず、娯楽や憩い、コミュニケーションの場としても重要な役割を果たしています。そのため、望ましい商業空間をデザインすることは、地域の人々の生活を豊かにし、さらに街全体の活性化につながると考えられます。本講座では、わたしたちが商業空間の中で、どのような環境要因をどのように感じているのかといった視点から、望ましい空間のあり方について考えていきます。

空高くジャンプしてみよう! 受付終了

・講師: 古川 正紘(大阪大学大学院情報科学研究科助教)

・開講日: 2015年8月7日(金)14:00~16:00

・対象:小学5、6年生と保護者・親子ペア12組

・申込期間:7月8日(水)~7月22日(水)

・抽選結果おしらせ:7月29日(水)~7月31日(金)

アリになってみたら世界はどう見えるのだろう? 人間はとても大きく見えるのかな? キリンのように大きかったら、もっと早く走れるかな? 月に行ったら高く飛べるって聞いたけど、どういう景色が見えるのだろう?

こんなふうに、自分の体の大きさが変わったら・自分が超人のジャンプ力で高く飛び上がれたとしたらどんな体験ができるのか、のぞきこめる箱「ハコスコ」をみんなで作りながら、最新技術を使って紹介します。

※iPhone5,6,6plusをお持ちの方はご持参ください。

※本研究は、科研費(課題番号15H01699および15K16038)の助成を受けたものです。

色の変化で化学反応を追いかける-光で瞬時に色の変わるインクを体験しよう- 受付終了

・講師: 伊都 将司(大阪大学大学院基礎工学研究科准教授)

・開講日: 2015年8月10日(月)14:00~15:30

・対象:小学生と保護者・親子ペア12組

・申込期間:7月8日(水)~7月22日(水)

・抽選結果おしらせ:7月29日(水)~7月31日(金)

分子の形は分子の色と深く関係しています。化学反応によって分子の形が変わると色も変化しますので、視覚(色覚)によって反応が起こったかどうかが分かります。本講座では、光をあてると色が変わる現象(フォトクロミック反応)により一瞬で色がついたり消えたりする分子材料を紹介し、実際に光で起こる色変化の様子を観察します。フォトクロミック分子で作ったインクを使って、光を当てると一瞬で浮かび上がる絵を描きます。
※本研究の一部は、科研費 (課題番号26107001)の助成を受けたものです。

お申込み・お問合わせ

窓口は、 アイ・スポット です。ご注意ください!

①講座名 ②受講者ご本人のお名前 ③年齢 ④電話番号 を、電話、メール、FAXのいずれかの方法でお知らせください。

TEL&FAX:06-4866-6803(電話受付は、月~金11:00~21:00、土・日・祝13:00~17:00)

e-mail: i-spot[at]voice.ocn.ne.jp ([at]は @ に変えてください。)

※各回申込制(無料)です。

※定員に余裕がある場合は、直接会場にて、当日申込みをお受けします。

主催:大阪大学21世紀懐徳堂、大阪市都市計画局

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