大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座(2014年度後期)

大阪市と大阪大学が共同で市民のみなさまに提供する、アットホームな雰囲気の少人数制レクチャー。大阪大学の様々な分野の専門知識を生かして、市民の方との知的交流を促進し、地域社会の活性化につなげます。

受講料は無料です。お気軽にご参加下さい!

※2014年度後期チラシは こちら (PDF882KB)

●2/27、3/9、3/23の講座は「JST(科学技術振興機構)科学技術コミュニケーション推進事業「ネットワーク形成型」」の支援を受けています。

会場:大阪市まちづくり情報発信施設「 アイ・スポット 」 大阪市中央区今橋4-1-1

現代社会の脆弱性 】シリーズ 全3講座 2/27(金)、3/13(金)、3/23(月)

●感染症の猛威とその対策研究 ~感染症はなくせるのか?~ 受付終了

・講師: 川下 理日人(大阪大学大学院薬学研究科・助教)

・開講日: 2015年2月27日(金)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:1月27日(火)~

昨年はデング熱が日本でも流行し、更にはエボラ出血熱の感染疑いが生じたりするなど、これまで日本ではなじみの無い感染症が世間を賑わせていました。その一方、毎年のようにインフルエンザは流行し、HIVの新規感染者数もここ数年横ばい傾向にあるなど、感染症は毎年のように猛威をふるっています。これらの感染症はなぜ流行し、これを阻止するためにどのような研究が行われているのか、本講座はこれまで講師が研究対象とした感染症を中心に紹介いたします。
本研究は、科学研究費補助金(課題番号24790043)と厚生労働科学研究費(エイズ対策事業)の助成を受けたものです。

●これでいいの?格差社会の子育て・教育

・講師: 前馬 優策(大阪大学大学院人間科学研究科・講師)

・開講日: 2015年3月13日(金)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:2月13日(金)~

格差社会と呼ばれる現代社会における子育てや教育は、さまざまな面で新たな課題を抱えています。たとえば、子育てや教育における家庭の責任がますます重くなっていたり、人々のつながりが希薄化していたりします。そうした状況が、子どもの成長にどのような影響を与えてしまうのでしょうか。本講座では、いくつかの事例を紹介しながら、現状をより良くするための方法について、参加者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
本研究の一部は科学研究費補助金(課題番号:21330192)の助成を受けたものです。

●障がい者の生活をまちに開く

・講師: 飯田 匡(大阪大学大学院工学研究科・講師)

・開講日: 2015年3月23日(月)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:2月23日(月)~

公共交通機関などのバリアフリー化が進み、まちなかで車いすの方を見かけることが多くなりました。障がい者の生活がまちに広がることは、共生社会の実現に向けた一つのステップといえます。
しかしまだ十分とはいえません。障がい者が日中に通う作業所や支援施設の多くは、比較的閉じられており地域との接点があまりないためです。
そんななか、障がい者の生活を積極的に地域に開いていこうとする試みがあります。
本講座ではこうした取り組みを紹介し、その意義と課題について考えます。

【 意識下の探求】シリーズ 全3講座 3/9(月)、3/18(水)、3/20(金)

知覚を揺さぶるプロジェクションマッピング 受付終了

・講師: 岩井 大輔(大阪大学大学院基礎工学研究科・准教授)

・開講日: 2015年3月9日(月) 18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:2月9日(月)~

映像を建物に投影するプロジェクションマッピングとよばれる表現が話題になっています。この技法を利用すると、私達の身体や身の回りの様々なモノの見た目をその場で自在に変更して、身体の一部が拡張したかのように感じさせたり、知覚するモノの形・透明感・質感を操作することができます。本講座では、このような知覚を揺さぶるプロジェクションマッピングについてご紹介し、それがどのように私達の生活を豊かなものにしていくのかを、受講者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
本研究の一部は科学研究費補助金(課題番号:22135003および25540083)の助成を受けたものです。

睡眠を科学する ~よりよい睡眠をとるために~ 受付終了

・講師: 足立 浩祥(大阪大学保健センター・准教授)

・開講日: 2015年3月18日(水)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:2月18日(水)~

社会生活の24時間化に伴い、人間本来の生活リズム、睡眠と覚醒のリズムからかけ離れた生活を送らざるをえない人、あるいは積極的にそのような不規則な生活スタイルをとっている人も多数みうけられます。最近では、様々な媒体を通して睡眠に関する情報を目にする機会も増えています。逆に、多くの情報が氾濫しすぎているために、睡眠の最も基本的な知識が欠落したまま、振り回されてしまっている側面も危惧されます。本講座では本来だれもが知っておくべき睡眠と覚醒に関する基礎知識を科学的な根拠をお伝えしながら知っていただき、実際にその知識を用いることによって、みなさんご自身によって睡眠健康を高めていただくことを目的にしています。

巧みな動きを作り出すもう一人の自分

・講師: 門田 浩二(大阪大学大学院医学系研究科・助教)

・開講日: 2015年3月20日(金)18:30~20:00

・対象:一般・先着30名

・申込受付開始:2月20日(金)~

今、自分の身体は思った通りに動いていますか?自分の身体なのだから、動かせて当然だと思っているかもしれません。しかし、改めて考えてみると服を着替えたり自転車に乗る等の日常的な動作でも、手や足をどう動かしたか思い出すのは案外難しいことに気がつきます。つまり、私たちの身体の動きは殆どが無意識的であり、自らの意図とは独立して作り出されているのです。本講座では、この無意識的に動く身体の仕組みに迫ります。
本研究の一部は科学研究費補助金(課題番号:50557220および24240085)の助成を受けたものです。

お申込み・お問合わせ

窓口は、 アイ・スポット です。ご注意ください!

①講座名 ②受講者ご本人のお名前 ③年齢 ④電話番号 を、電話、メール、FAXのいずれかの方法でお知らせください。

TEL&FAX:06-4866-6803(電話受付は、月~金11:00~21:00、土・日・祝13:00~17:00)

e-mail: i-spot[at]voice.ocn.ne.jp ([at]は @ に変えてください。)

※各回申込制(無料)です。

※定員に余裕がある場合は、直接会場にて、当日申込みをお受けします。

主催:大阪大学21世紀懐徳堂、大阪市都市計画局

アクセスマップ(i-spot)

ページトップへ