大阪大学21世紀懐徳堂i-spot講座(2013年度後期)

i-spot講座は、大阪大学が大阪市都市計画局と協同でみなさまに提供する公開講座です。それぞれの専門分野からともに「学び合う」を意識したテーマ設定と講座スタイルが特徴で、幅広い分野の講座を展開していきます。1講座は90分を基本として6講座を年2回に分けて開催する予定です。

好評につき、今期の申込受付は終了いたしました。

たくさんのお申込みありがとうございました。

今期は 「ココロを科学する」 「ニッポン再考」 の2シリーズ。
受講料は無料です。お気軽にご参加下さい!

※2013年度後期チラシは こちら (PDF1.04MB)

会場:大阪市まちづくり情報発信施設「 アイ・スポット 」 大阪市中央区今橋4-1-1

【ココロを科学する】シリーズ 全3講座 2/18(火)、2/21(金)、3/10(月)

●こころの病気ってどんなの?

・講師: 橋本 亮太(大阪大学大学院連合小児発達学研究科・准教授)

・開講日: 2014年2月18日(火) 18:30~20:00

・定員:30名

・申込受付開始:2014年1月18日(土) 受付終了

ストレスの多い現代社会で、こころの調子を崩す人が増えています。「こころの病気は、どのように診断されるのか?」、「こころの病気の原因は何なのか?」、そもそも「こころの調子を崩した人たちは、病気なのでしょうか?」などの疑問に、子どもから大人まで精神医学の専門的な立場から、実際の症例を通して、双方向性コミュニケーションにて答えていきたいと思います。

*本講座は新学術領域研究「包括型脳科学研究推進支援ネットワーク」の協力を得ています。

●「さわる」を科学する~触感の心地よさのメカニズムと製品開発~

・講師: 秋山 庸子(大阪大学大学院工学研究科・講師)

・開講日: 2014年2月21日(金) 18:30~20:00

・定員:30名

・申込受付期間:2014年1/21(火) 受付終了

「しっとり」「ざらざら」「すべすべ」・・・物をさわったときの触感はさまざまな言葉で表されます。このような皮膚感覚はどのようにして感じられるのでしょうか?人が物を触る時に皮膚の表面でどんな現象が起こっているかを探ることで、人の感覚を数値として表すことを試みています。スキンケア製品や繊維製品の触感の具体例を挙げながら、触感とは何か、また人が心地よいと思う触感を作り出すにはどうすればよいかについてお話しします。

*本研究の一部は科研費(課題番号:24700207)の助成を受けたものです。

●人の興味をひく仕掛け

・講師: 松村 真宏(大阪大学大学院経済学研究科・准教授)

・開講日: 2014年3月10日(月) 18:30~20:00

・定員:30名

・申込受付期間:2014年2月10日(月) 受付終了

人の意識や行動を変える「仕掛け」を体系的に扱うための学問領域に仕掛学があります。仕掛けは、仕掛けのデザインや機能が人の興味をひき、その結果として意識や行動を変えるというメカニズムからなっています。本講座では、仕掛けのさまざまな事例を紹介しながら、仕掛けから人の心にアプローチする方法について受講者の皆様と一緒に考えたいと思います。

【ニッポン再考】シリーズ 全3講座 2/24(月)、3/14(金)、3/17(月)

●『チカン・アカン』の歴史―大阪の鉄道路線の光と影

・講師: 岩井 茂樹(大阪大学日本語日本文化教育センター・准教授)

・開講日: 2014年2月24日(月) 18:30~20:00

・定員:30名

・申込受付開始:2014年1月24日(金) 受付終了

大阪では十数年前から「チカン・アカン」と書かれたポスターが車内に貼られるようになりました。この「チカン」という言葉。元来「おろかな男性」であったのが、ある時期から現在のような意味に変わります。それはどうしてでしょうか。また日本の「チカン」は海外でも知られています。それはどうしてでしょう。この講座では、「チカン」という語の意味の変化や、「チカン」が起こりやすいと言われる日本の鉄道の特徴を、大阪環状線などを例に挙げながらわかりやすく説明します。

●総中流社会から総格差社会へ

・講師: 吉川 徹(大阪大学大学院人間科学研究科・准教授)

・開講日: 2014年3月14日(金) 18:30~20:00

・定員:30名

・申込受付開始:2014年2月14日(金) 受付終了

昭和の終わりの日本社会では一億総中流ということがいわれていました。けれども今は一転して、だれもが格差や貧困、孤独を感じ、他方では世襲や不平等も目立つ一億総格差の状態にあるとされます。平成の四半世紀の間に、私たちの社会はどこがどれほど変わったのでしょうか。だれもがなんとなく感じていることを、社会調査データに基づいて語ることの面白さと重要性を紹介します。

*本研究は科研費基盤研究(S) 現代日本における階層意識と格差の連関変動過程の実証的解明(研究課題番号:23223002)の助成を受けたものです。

●見えない歴史が現れる

・講師: 小浦 久子(大阪大学大学院工学研究科・准教授)

・開講日: 2014年3月17日(月) 18:30~20:00

・定員:30名

・申込受付開始:2014年2月17日(月) 受付終了

日本は地域性の豊かな国です。地域の水や土を知る暮らしが地形風土と折り合う風景をつくってきました。長い歴史の積み重ねが町並みを特徴づけています。そこに暮らす人にとっては当たり前の風景がどこか心地よく魅力的であると感じることは少なくありません。こうした見慣れた地域の風景には、その魅力を物語る歴史や独特の暮らしの文化があります。多様なまちや集落の風景を成り立たせている見えない歴史を知ることから、地域の持続可能性が見えてきます。

お申込み・お問合わせ

窓口は、 アイ・スポット です。ご注意ください!

講座名/受講者ご本人のお名前/電話番号を、電話かメール、FAXでお知らせください。

TEL&FAX:06-4866-6803(電話受付は、月~金13:00~21:00、土・日・祝13:00~17:00)

e-mail: i-spot[at]voice.ocn.ne.jp ([at]は @ に変えてください。)

※定員に余裕がある場合は、直接会場にて、当日申込みをお受けします。

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