[みのおFM]3/9(木)・12(日)、みのおエフエム「タッキー816」で「まちのラジオ 大阪大学社学連携事業」が放送されます。
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2017年3月は、工学研究科の金子真教授が出演します。
金子先生は先日、血流に乗って全身をめぐる際の血管内での赤血球の変形能力に関する記者発表を行いました。医師でも医学分野の研究者でもない工学研究科の先生が、なぜ赤血球に関する研究成果を発表したのでしょうか。番組では、先生の研究内容の変遷と、その移り変わりのなかでも変わらないポリシー・研究理念をご紹介します。
鉄道や機械が大好きな少年だった金子先生は、飛行機がなぜ空を飛んでいられるのかを知りたくて、機械工学の道を目指します。大学院では、研究室の選択に迷い、鉛筆を転がして流体力学(機械工学において大事な4つの力学のうちの一つ)を専攻。そこで、原子炉に使用する循環ポンプを、金属ではなくアクリル製にすることで、ポンプ内の水と空気の流れを目に見えてわかるようにする研究に携わり、「可視化(見える化)は、どんな推論や計算データによる論拠よりも強力な根拠」だと気づきます。
その後、金子先生は研究所を移り、今まで専門としたことのないロボット分野を託されます。ロボットを研究すればするほど、「ロボットが人間の”器用さ”を真似することはできない」と気づかされた先生は、ロボットが人間に勝てる「速さ」という能力に特化して、「ヒトの能力を超えたハイパーヒューマンロボット」の実現に成功するのですが……この続きは番組で。金子先生選曲のチェロやギターの心地よい音楽と一緒にお聴きいただきます。
ぜひお楽しみに!
「まちのラジオ 大阪大学社学連携」 放送日:3月9日(木)15時~16時(スタジオ収録) 再放送:3月9日(木)21時~22時、3月12日(日)13時~14時 (毎月第2木曜日 15時~16時放送。再放送は同日の21時~22時と次の日曜日13時~14時) 周波数:FM81.6MHz みのおエフエムのホームページからインターネットでもお聴きいただけます。(同時配信のみ) |
これまでの出演者リストは こちら をご覧ください。
大阪大学と連携協定を締結している箕面市との連携事業として、同市で開局しているコミュニティーFM放送局「タッキー816みのおエフエム」で毎月1回大阪大学社学連携事業を看板とした番組を放送しております。大阪大学の動きや取り組み、ユニークな活動等知的・人的・文化的資源をご紹介することで、より大阪大学を身近に感じていただき、大学と市民の方が連携・協働を展開する上での足がかりとなることを期待するものです。
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