[イベントレポート]第14回植物探検隊を開催しました

[イベントレポート]第14回植物探検隊を開催しました

2015年10月10日(土)、24日(土)植物探検隊の開催レポートです。

植物探検隊は春と秋の年2回開催している人気講座で、今回で14回目となります。講師の栗原先生(写真右)を中心に、アットホームな雰囲気のイベントです。

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大阪大学豊中キャンパス内にある待兼山は、遊歩道以外、普段は一般に開放されておらず、街中にありながら里山の自然がそのまま残されています。

探検隊は通常は入ることが出来ない山中へと分け入り、植物の観察会を行いました。

いざ山中へ。

いざ山中へ

実りの秋です。下の写真はノブドウ。ブドウ科の植物で、別名ウマブドウともいわれます。

果実の色が青、紫、白と様々なのが特徴です。色とりどりできれいですね。

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お次はウルシ科のヌルデの木です。赤矢印の先にあるのは木にできた虫コブです。

ヌルデの木はこれから季節がすすむと美しく紅葉します。

ヌルデ 虫コブ

その昔、蘇我馬子と物部守屋の戦いの際、聖徳太子がこの木で仏像を造り、馬子の戦勝を祈願したことから、カチノキ(勝の木)とも呼ばれているそうです。

秋晴れの下、植物をこよなく愛するみなさんと、和やかな雰囲気で山を歩くこと1時間以上。植物を見ながらあっという間でした。

次回は来春4月頃の開催予定です。

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当日「ほとんど0円大学」さんの取材がありました。

こちら にも詳細アップされていますので是非ご覧ください。

文責:大阪大学21世紀懐徳堂 中込

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